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歯科診療情報DB化 大規模災害時、素早く身元確認

首都直下地震などを見据え、歯科診療情報をデータベース化して犠牲者の身元確認の迅速化を図る研究が進んでいる。東北大大学院の青木孝文教授(情報科学)と、群馬県検視警察医の小菅栄子氏らは、口腔(こうくう)内のレントゲン写真を用いた実験で、本人確認の作業負担を大幅に軽減することに成功。14日の「警察歯科医会全国大会」(新潟市)で結果を発表し、実用化の推進を提言する。(伊藤真呂武)

■容易に数千万人分

歯はDNAと並び、身元確認に極めて有効とされ、日航機墜落事故やJR福知山線脱線事故などでも警察歯科医が歯型の鑑定に奔走した。今後30年以内に高い確率で発生するとされる首都直下地震(推定最大死者1万1千人)や東海・南海・東南海地震(同2万8千人)に備え、身元確認作業の迅速化、効率化は不可欠の課題となっている。

青木教授によると、データベースの「素材」として想定されるのは、(1)診療報酬明細書(レセプト)(2)治療痕などを記したデンタルチャート(3)口腔内のレントゲン写真。

厚生労働省によると、平成19年度に歯科医院から提出されたレセプトは延べ約2億件。青木教授はレセプトから特徴的な治療情報を抽出、分類すれば容易に数千万人単位のデータベースを構築できるとみる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091113-00000024-san-soci


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